「いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心にかなう人にあれ」(ルカ2.14)。降誕祭日、このお知らせは、すべての地を走り、すべての民、特に戦争や激しい紛争があるところ、また平和をより強く望む人々に届けられますように。幼子となられた神を観想する降誕祭日に、すべての子どもたち、特に飢餓や戦争、大人たちのエゴイズムによって喜びを奪われた子どもたちに平和をお願いしましょう。
昨年中、公私にわたり、それぞれの形でお祈り、奉仕、支えなどをしていただき、心より感謝いたします。聖家族からの愛・喜び・平和が皆様の上に豊かに注がれますように。今年もどうかよろしくお願いいたします。
「平和と善」の源である救い主の御降誕のお恵みを受け、その喜びのうちに2018年を迎えようとしています。心を合わせて神に感謝したいと思います。
2018年の元旦を迎え、私共は心新たにこの一年の計画と目標をかかげ、その第一歩を踏み出すことになります。また、過ぎ去った一年間の至らなかった点を反省し、私たちの生活を神のみ旨の中でそれなりに受け止め、無事にその歩みを終ることができたことを感謝いたしましょう。元旦を迎え、さらに改めて私どもの喜びと苦しみを神様と神の母である聖母マリア様のみ手に委ねましょう。どうか、この年も全世界の人々、特に病や悩みで苦しんでいる兄弟姉妹を神様の温かいまなざしで見守り、慰めと平安をお与え、また、それぞれの危険と誘惑から私たちをお守りくださるよう祈り合って生きていきましょう。
2018年は大阪教区再宣教150周年を迎える年となります。今まで学んできた霊性、特に2017年にいただいた「高山右近列福」の大きなお恵みと学んだ「高山右近の霊性(祈りの人)(慈悲の人)(寄り添いの人)(宣教の人)」を、それぞれの場でまた見直しながら福音宣教につなげていきましょう。私たち一人ひとりが宣教者となり、仕合わせをより新鮮に生きることにしましょう。
いつくしみ深い父よ、喜び・信頼・感謝のうちに、過ぎ去った年の至らなかった点を反省します。元旦のこの新鮮なあなたへの愛の心を捧げます。今、さらに、改めて、喜びも苦しみもあなたのみ手にゆだねます。世界の平和、すべての人、特に病や悩みで苦しんでいる人々を、あなたの温かい眼差しで見守り、慰めと平安をお与えください。この年も、危険と誘惑から私たちをお守りください。右近の精神をもって宣教使命を果たすことができるよう聖霊の光でお導きください。 アーメン。