主任司祭 和越敏 巻頭言
「雄々しくあれ、心を強くせよ。主を待ち望め」
2023年12月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
12月3日(日)から始まる今年の待降節。待降節は、2000年以上前に古代ユダヤ人がイスラエルを罪の奴隷状態から解放してくださるメシアを待ったことを思い起こす時であり、神の独り子の降誕祭を準備する期間であり、また一人ひとり …
最後の精神的な慈善のわざ
2023年11月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
信仰生活において、主イエス・キリストの教えと生き方に従う身体的な慈善のわざと精神的な慈善のわざを決して引き離すことはできません。身体的な慈善のわざを通して、私たちは食料や衣服、住居、かかわりを必要としている兄弟姉妹のうち …
福音宣教月間にあたり~燃える心で、開いた目で、踏み出す足で~
2023年10月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
9月1日から10月4日までの「すべてのいのちを守るための月間」も早や過ぎようとしています。引き続き、自分の罪深さを認め、神に立ち返り、新たな心と行いをもって生きることができますように。 今年も、全世界のカトリック教会は、 …
2023 年「すべてのいのちを守るための月間」にあたり
2023年9月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
今年の平和旬間行事は、2週間にわたり「平和祈願」ミサを捧げ、特に8月13日の9時ミサは、「聖イエス会アンネのバラの教会」の牧師夫妻と信徒約50名の兄弟姉妹をお招きし、講話をいただきました。平和旬間行事を通して過去の惨禍を …
~皆で平和への道を共に歩もう~
2023年8月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
COVID-19 のパンデミックの嵐も過ぎ、希望的観測を抱き始めた皆様も、今までの出来事を振り返りながら、新しいことに挑戦されていることと思います。私たちは古い習慣の鎖を断ち切り、よりふさわしく心を整え、新しいことに挑む …
―聖体を中心に据えた生活―
2023年7月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
6月号巻頭言の「聖体の弱さのうちに際立つ強さ」というテーマでは、聖体において、裂かれて粉々になるイエスには、いのちを与え、はぐくみ、一つに集め、過ちをゆるす愛の力があると述べました。 3年以上コロナ禍のため、個人にとって …
― 聖体の弱さのうちに際立つ強さ ―
2023年6月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
6月は、カトリック教会ではキリストの聖体とみ心を祝っていたことから、「イエスのみ心の月」と自然に定められたと伝えられています。 マルコ14章22節に、「一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱えて、そ …
―祈りと行いを常に深く一致させ―
2023年5月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
3月6日夕刻、火災で仁川修道院は全焼しましたが、幸いにも人的被害や延焼はありませんでした。これは奇跡だと、多くの方が言っています。修道院の入口と東側ルルドにおられる聖母マリアのお守りがあったのでしょう!! 教会の伝統では …
― 暗闇の先に光を見て ―
2023年4月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
3月6日夕刻、仁川修道院において火災が発生し、多くの皆様に長時間の交通規制や煙・火災臭等により多大なご迷惑とご心配をおかけしました。心より深くお詫び申し上げます。修道院は全焼しましたが、非常時においても皆様方のお祈り、ご …
―信仰、希望、愛を新たにする四旬節―
2023年3月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
全教会と共に、2月22日の「灰の水曜日」より、四旬節に入りました。復活祭へと向かう道を歩みながら、信仰と希望を新たにし、開かれた心で一人ひとりを気づかい思いやりながら、キリストの足取りをたどって生きる愛を証していくことが …
闇からの再起をもって明るい未来へ
2023年2月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)発生から3年経ちました。コロナ禍は、日常生活を揺るがし、狂わせ、混乱と苦しみと別離を生み出しました。さらにパンデミックは、社会や経済をはじめ、構造の弱い部分に打撃を与え、矛盾や …
天には神に栄光、地にはみ心にかなう人に平和
2023年1月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
降誕祭と年末年始を迎えるにあたり、兄弟姉妹の皆様に心からご挨拶申し上げます。 いつも絶えず、公私ともにお祈り、ご協力とお心遣いをいただき、感謝いたします。個人、共同体、世界中で兄弟愛、平和、正義の道を進めるよう願いつつ、 …