主任司祭 和越敏 巻頭言
堅信への旅 ③(聖霊を受けて信仰生活に)
2022年9月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
待ちに待った堅信式が近づいて来ます。堅信式の按手と塗油によって、私たちは聖霊を心の中に受け入れます。聖霊の働きによって、キリストご自身が私たちのうちに現存し、私たちの生活の中で形をとられます。私たちを通じて、キリストご自 …
堅信への②
2022年8月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
✝平和と善 先月に続き、「堅信への旅」その②として、 「堅信の効果」について思い起こしましょう。 「神にかたどって創造され」(創 1・27)、神から「命の息を吹き入れられた」(創2・7)人間の私たちには、身 …
堅信への旅 ①
2022年7月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
仁川教会の私たちは、旧聖堂献堂70周年・新聖堂献堂30年記念にあたり、9月18日(日)午前9時から、パウロ 酒井 俊弘 大阪教区補佐司教様を迎えて堅信の秘跡を授けていただくことになりました。堅信の恵みを思い起こしながら、 …
イエスのみ心に倣い、私たちの心をよりいつくしみ深く
2022年6月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
6月は伝統的にイエスのみ心にささげられた月です。私たちは、6月24日(金)にイエスのみ心の祭日を祝います。この祭日が6月全体を特徴づけます。イエスのみ心は、神の愛に関する最高の人間的な表現で、神のいつくしみの優れた象徴で …
祈りと愛をもって希望が花開く
2022年5月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
聖母月にあたり、アレルヤを歌いながら聖母マリアの取り次ぎを願い求めましょう。今、苦悩する世界に希望がもたらされますように、私たち自身と全人類の未来が平和であるように、祈りを捧げながら前に進みましょう。 悲惨な罪の中で、悪 …
イエスは十字架につけられ、復活された
2022年4月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
親愛なる兄弟姉妹の皆さんへ 今もパンデミックと戦争が猛威をふるっている中、社会的経済的な危機はいまだに深刻な状態にあり、特に貧しい人、避難生活者に大きな影響を及ぼしています。それにもかかわらず、武力紛争と軍備拡張はとどま …
シノドスのプロセスを実りあるものとするために
2022年3月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
教皇フランシスコはさまざまな機会に「シノダリティ」(※7ページ参照)の重要性を説いておられ、今回のシノドスのプロセスもシノダリティを実践する旅とされました。シノドスの手引書(Vademecum)より、旅を進める中で大切な …
「ともに歩む教会のため―交わり、参加、そして宣教―」
2022年2月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
「ともに歩む教会のため―交わり、参加、そして宣教―」 ~シノドスにおける三つの重要な態度~ 昨年10月10日、教皇フランシスコにより「2023年10月のシノドス(世界代表司教会議)に向けての開幕ミサ」が行われました。「と …
主において つねに喜べ
2022年1月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
親愛なる兄弟姉妹の皆さん、主のご降誕と新年のお慶びを申し上げます。 表題に続いて、「主がすぐ近くにおられます」(フィリピ4・4-5参照)ということばの響きのうちに私たちは救い主を待ちながら待降節を過ごしています。待降節は …
期待と希望の時として生きる待降節
2021年12月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
遠くの山はもう薄らと雪化粧。冬支度に心急ぐ一方で、一旦落ち着いたように見えるコロナ感染者がまた増えるのではないかと心配しながら過ごしているこの頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。 12月は一年間を振り返る季節です。 …
キリストに結ばれて死ぬこと
2021年11月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
大切な人を喪うことは、通常でもとても辛い体験です。新型コロナウイルス感染症が続く中で大切な人を喪うことは、さらに困難な体験だと思います。新型コロナウイルスの流行は終息する時が来ますが、私たちが喪った人々を大切に思う気持ち …
福音宣教月間にあたり ~聖母マリアと共に新たに福音宣教を~
2021年10月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
長い間の感染症の大流行によるさまざまな制限に限界を感じている方が多くおられると思います。 コロナ禍のためだけでなく「信仰の旅」と「福音宣教活動」においても、「不毛のときも、結果が表われ出ない時もあり、かなり疲れてしまうこ …