12年間にわたり導いてくださった教皇フランシスコの類い稀な霊性に感謝して永遠の安息のために祈りましょう。そして新教皇レオ14世の声に耳を傾け、共に歩んでいきましょう。
教皇レオ14世の選出に枢機卿団の一員として関わった東京大司教区大司教菊地功枢機卿は、ご自身のブログ「司教の日記」に「… 枢機卿団が祈りのうちに求めたのは第二の教皇フランシスコの誕生ではなく、主ご自身から牧者となるように委ねられた教会を忠実に導く使徒ペトロの後継者でありました。多くの枢機卿が、多様性を尊重しつつも、信仰における明白性を持って、教会が一致することの重要性を強調された」と記されています。新教皇の選出にあたり、枢機卿団はあらゆる人間的な思惑を離れて、祈りと聖霊の導きを願い求めながら、イエス・キリストの神と教会と人類の善益のみを思いと心に置かなければならないのです。
5月10日のバチカンニュースにこのような記事がありました。「教皇レオ14世の紋章は、一つの盾を斜めに区切り2つの部分に分けられている。その一つ、左上の部分には、青色を背景に、白い百合が配置されている。もう一つの右下の部分は、白を背景に、聖アウグスチノ修道会を思い起こさせる、閉じられた本とその上の矢で貫かれた燃える心臓が、真っ赤に描かれている。これは、聖アウグスチヌスが自身の回心の体験を『あなたは、あなたのみ言葉で私の心臓を貫きました』という言葉で表したことにちなむもの。一方、教皇レオ14世のモットー、『In Illo Uno Unum』もまた、『唯一のキリストの中に私たちは一つ』という聖アウグスチヌスの言葉(詩編注解、127)から引用されている。」
私たちにはこのような一致と交わりが必要です。これからもシノドス性「交わり、参加と宣教」を深めながら、教会における一致を大切にしていきましょう。
6月は伝統的にイエスのみ心にささげられた月です。イエスのみ心は、全人類のための救いが流れ出る源泉を表します。そのみ心とは、与えられるのみならず、私たちがその中に留まるようにと呼びかけられています。「私の愛にとどまりなさい」(ヨハネ15・9参照)というイエスの招きは洗礼を受けたすべての人に向けられています。それによって私たちは一つになり、つながっていきます。これからも「信仰・希望・愛」を新たにして神の愛を感じ取り、「唯一のキリストの中に、私たちは一つ」のことばを心に刻み、「一致と交わり、宣教」の共同体をつくっていきましょう。
