主任司祭 和越敏 巻頭言
「ともに歩む教会のため―交わり、参加、そして宣教―」
2022年2月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
「ともに歩む教会のため―交わり、参加、そして宣教―」 ~シノドスにおける三つの重要な態度~ 昨年10月10日、教皇フランシスコにより「2023年10月のシノドス(世界代表司教会議)に向けての開幕ミサ」が行われました。「と …
主において つねに喜べ
2022年1月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
親愛なる兄弟姉妹の皆さん、主のご降誕と新年のお慶びを申し上げます。 表題に続いて、「主がすぐ近くにおられます」(フィリピ4・4-5参照)ということばの響きのうちに私たちは救い主を待ちながら待降節を過ごしています。待降節は …
期待と希望の時として生きる待降節
2021年12月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
遠くの山はもう薄らと雪化粧。冬支度に心急ぐ一方で、一旦落ち着いたように見えるコロナ感染者がまた増えるのではないかと心配しながら過ごしているこの頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。 12月は一年間を振り返る季節です。 …
キリストに結ばれて死ぬこと
2021年11月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
大切な人を喪うことは、通常でもとても辛い体験です。新型コロナウイルス感染症が続く中で大切な人を喪うことは、さらに困難な体験だと思います。新型コロナウイルスの流行は終息する時が来ますが、私たちが喪った人々を大切に思う気持ち …
福音宣教月間にあたり ~聖母マリアと共に新たに福音宣教を~
2021年10月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
長い間の感染症の大流行によるさまざまな制限に限界を感じている方が多くおられると思います。 コロナ禍のためだけでなく「信仰の旅」と「福音宣教活動」においても、「不毛のときも、結果が表われ出ない時もあり、かなり疲れてしまうこ …
すべてのいのちを守るための月間にあたり
2021年9月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
9月5日閉幕の東京パラリンピックは、世界の人々の心に大きな感動を残してくれています。国際パラリンピック委員会は、①マイナスの感情に向き合い、乗り越えようとする精神力、②難しいことがあっても諦めず限界を突破しようとする力 …
2021平和旬間に当たり ~身近な人たちを置き去りにしない平和の人~
2021年8月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
今月中に東京オリンピックの閉幕とパラリンピックの開幕が行われます。シンボルであるオリンピックマークは、世界を構成する5つの大陸が重なり合っている大会、世界中で連帯し繋がっている大会であることを表しています。そして、5つの …
朽ちない冠を得るために
2021年7月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
私たちは競争社会に生きています。この競争社会には資本主義の功罪の両面があります。功では豊かな社会を形成しました。しかし罪では、強い者の社会を形成し、支配・抑圧・搾取・貧困を広げています。経済面だけではなく、スポーツ、学校 …
キリストと兄弟姉妹との交わりを深めて
2021年6月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
5月「聖母月」には緊急事態宣言発令が続く中、皆様はどのように過ごされたでしょうか。日本でも変異株の感染者が増加傾向にあり、監視体制が強化されています。何とかコロナが収束して欲しいと願うばかりです。 私たちは全教会と共に「 …
聖霊の導きに従ってまた前進しましょう
2021年5月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
復活節の喜びと平和と祝福のうちに若葉が美しく輝く季節になりました。五月は、神の民がとりわけ熱心におとめマリアへの愛と崇敬を示す月です。今年の五月には復活節を過ごしながら「主の昇天」「聖霊降臨の主日」「三位一体の主日」を迎 …
「私の希望、キリストは復活された!」
2021年4月4日 主任司祭 和越敏 巻頭言
親愛なる兄弟姉妹の皆さん、主のご復活おめでとうございます。 復活された主イエス・キリストのお恵み、平安、喜び、希望が皆さんと皆さんの心にいるすべての人の上に豊かに注がれますように。 新型コロナウイルス感染症が続く中、私た …
聖ヨセフと共に3月・四旬節を
2021年3月1日 主任司祭 和越敏 巻頭言
新型コロナウイルスのパンデミックが続く中で、皆様はいかがお過ごしでしょうか。 教皇フランシスコは2020年12月8日、聖ヨセフがカトリック教会の保護者として宣言されてから150年を迎えるに当たって、2020年12月8日か …