2月になると思い出す昔の追憶である
2017年2月1日 巻頭言より
もうすぐ2月。この時期になると、1981年2月の記憶がよみがえる。史上初めての教皇来日である。教皇ヨハネ・パウロ2世が羽田空港に降り立ったのは、1981年2月23日午後3時過ぎだった。東京には、みぞれ混じりの雨が降ってい …
高山右近に続く「福者」候補のエリザベト・マリア北原怜子さん
2017年1月1日 巻頭言より
来る2月7日(火)、待ちに待った高山右近の列福式がやって来る。右近が亡くなったのが、1615年2月3日。没後402年にして、福者の称号を与えられる高山右近。どんなお顔をしているだろうか。天国での顔は想像できないが、この世 …
去りゆく2016年を記憶にとどめるとしたら?
2016年12月1日 巻頭言より
2016年が間もなく終わろうとしている。この1年、どんなことが起こっただろうか。2016年を過去として振り返る時、どんな出来事が思い出されるだろうか。 カトリック教会の大きなイベントとして、教皇フランシスコが定めた「いつ …
2016年に帰天された3人の司教様を偲んで
2016年11月1日 巻頭言より
11月は、カトリック教会では「死者の月」とされている。亡くなった方々を偲んでミサをささげ、墓参りをする習慣がある。仁川教会では、月初めの日曜日に合同追悼ミサを挙げ、マイクロバスで甲山墓地と満池谷墓地に墓参りに行く。 今年 …
10月になると思い出す。東村山修道院で見た東京オリンピック
2016年10月1日 巻頭言より
「世界中の青空を東京に集めたような青空です」という台詞がラジオから流れたのは、1964年10月10日、東京オリンピックの開会式。NHKのベテラン・スポーツアナ、鈴木文弥さんの表現だった。 10月の声を聞くと、あの興奮した …
この9月、マザーテレサが帰天後、わずか19年で「列聖」される
2016年9月1日 巻頭言より
マザーテレサの列聖式が9月に行われる。マザーテレサが帰天されたのは1997年9月5日。死後、わずか19年後に「列聖」というのは、異例である。高山右近が福者にあげられるまで、死後400年かかったことを考えると、マザーテレサ …
コルベ神父没後75周年・コルベ神父の取り次ぎを信じた永井博士
2016年8月1日 巻頭言より
今年8月14日は、マキシミリアノ・マリア・コルベ神父の没後75周年を迎える。今から75年前と言えば、1941年、昭和16年、我が国が太平洋戦争を始めた年に当たる。この年すでにナチスの支配下にあったポーランドでは多くのユダ …
5泊6日で長崎まで行ってきました
2016年7月1日 巻頭言より
6月6日から11日まで、長崎に行って来ました。5泊6日の黙想会です。黙想会とは、年に一度、修道者に義務付けられた行事です。黙想とは、読んで字のごとく、黙って想うこと。期間中、沈黙のうちに、祈りながら、指導司祭の講話を聴き …
6月13日に記念するパドヴァの聖アントニオを知っていますか
2016年6月1日 巻頭言より
北イタリアにパドヴァ(PADOVA)という都市がある。この街で「サント」(聖人)と呼ばれ、親しまれている人がいる。聖アントニオである。古代の隠修道士、聖アントニオと区別するために、一般にはパドヴァの聖アントニオと呼んでい …
仁川小教区初代主任司祭、ヤノ・コーザ神父の思い出
2016年5月20日 巻頭言より
西宮市仁川町の聖クララ修道会で産声を上げたカトリック仁川教会の新聖堂は、同市段上町に献堂されました。1952年5月11日のことです。そのとき、大阪教区からコンベンツアル聖フランシスコ修道会に、司牧活動が委ねられました。初 …
いまも生きているゼノ修道士が残したボランティア活動
2016年4月24日 巻頭言より
4月24日は、コルベ神父とともにゼノ・ゼブロフスキー修道士が長崎に上陸した日である。また、同じ4月24日は、ゼノ修道士が死去した日でもある。1930(昭和5)年に来日し、1982(昭和57)年に帰天したので、滞日生活はち …
長崎の教会群の世界遺産登録先送りに思う
2016年3月26日 巻頭言より
長崎の教会群が世界遺産に推薦されるのが延期されることになった。昨年の雰囲気では、2016年こそは、長崎の教会群の世界遺産決定か、と期待されたが、先延ばしになるようだ。残念ながら、高山右近の列福と長崎の教会群の世界遺産、と …
